内見内覧を居住中に行う際の注意点!
売却する家が既に空家の場合はよいのですが、住みながら家を売却する場合は、内見内覧対策が必要です。
家の売却において、内見内覧はとても重要な意味を持ちます。
条件は揃っていても、内見内覧ではじかれることはよくあります。
内見者は、条件にあてはまる物件を見て回ります。
見て回った物件の中から選んでもらえるよう、売却チャンスを逃さないために、最大限の努力をしたいものです。
内見の対策は第一印象をよくすることです。
内見内覧において、第一印象が特に重要です。
これは、室内、家の外観だけではなく、売主さん自身にもあてはまります。
着飾る必要はありません。
内見者を迎えるときは、清潔感のある身だしなみ(服装、髪型など)を気をつけましょう。
内見内覧の際、第一印象をよくするために意識する点
- 清潔にする
- 広く見せる
- スッキリ見せる
- 明るく見せる
以上4点を頭において、内見内覧対策として家をきれいに掃除しましょう!
内見内覧の際、家の第一印象で特に気をつけたいのは玄関、リビング、水廻りです。
玄関まわりはスッキリと
玄関はあなたの家の一番最初の入り口です。
スッキリ、清潔に、広く、明るくみせましょう。
日常生活では靴、カサなどおいているかもしれませんが、中にしまってすっきり広く見せましょう。
におい対策も重要です。
まず「臭い」「暗い」と感じられるのはマイナスな第一印象となります。
内見の際は、換気、消臭には特に気をつけ、また、電気もすべてつけて完全に明るい状態で出迎えるようにしましょう。
リビングもスッキリと
家具は、日頃使い勝手のよいように配置をしていると思います。しかし、窓や扉が開きにくい状況、遮って置いている場合は、一旦配置換えをした方がよいでしょう。
整理整頓されている状況で内見者を迎えましょう。
水廻りは特に清潔に
水廻りが清潔でないと、購入意欲は薄れます。
水廻りは、どのように生活していたかが推し量れる場所でもあります。
バス、トイレ、キッチン、洗面所、いずれも生活に密着した生理欲求を満たす場所です。
徹底的にきれいに掃除をしましょう。
引き渡しの時ではなく、水廻りだけは内見前にクリーニング業者に任せる、それくらいの気持ちできれいにして下さい。
内見前に、カビ、ヌメリ、匂いを取り除いておきましょう。
水垢はどうしてもついてしまいますが、出来る限りのことをしたいものです。
住みながら内見者を迎えるのは、日常生活と掃除を同時にしなければならないので、とても負担があります。
しかし、多くのライバルの中から自分の家を選んでもらうには、マイナス要素をできるだけなくすしかありません。
空き家はスッキリ広く見えますが、ものがたくさんあるとどうしても狭く見えてしまいます。
同じ時期に売りに出されている空き家(居住中でない家)とも比べられるのです。
クローゼット・収納の整理
普段は扉が閉まっているクローゼット。
急な来客の場合などは、室内に散らかっているものを隠せてしまうので重宝しますね。
しかし、内見の際はそうはいきません。
収納力は住宅購入においては重視されます。
クローゼットがどれくらいの広さで、造りがどうなっているのか、内見者に、中を見せられるよう、整理整頓しておきましょう。
同じ広さでも、ものがごちゃごちゃあるより、すっきりしている方が広く見えますね。
不要品がクローゼットや屋根裏にたっぷりある場合は、売却後、引越しの際にどうせ捨てるものなら、早目に処分した方が得策です。
ベランダ
内見者がくるときは洗濯物はとりこんでおきましょう。
ベランダ、バルコニーを見たくても洗濯物があってはじっくり見づらいですよね。
ベランダも不要物はなるべく置かず、すっきりきれいにしておきましょう。
家全体をきれいに保ちましょう
家の外回りも、清潔にしましょう。
草は抜き、外に不要品が転がっている、というようなことがないようにしましょう。
家の売却が決まったら、不要品は、早目に人にあげるか処分をしましょう。
内見内覧前に、大きい物から優先的に行うとよいでしょう。
壁紙、床もきれいにしておきましょう。
ブラインドのホコリも意外と目立つので、きれいに拭いておくと印象が違います。
家の売却において、内見は重要で、努力次第で結果が変わります。
内見者である買い手側の立場になって考える癖をつけましょう。
自分が内見者ならどこを見るか、どこを気にするかを考えると、掃除はなかなか手は抜けないものです。
頑張ってください。
家を売る時の注意点、不動産査定については、こちらを参考にして下さい。