離婚で夫婦共有名義の家を売りたい
離婚する際には財産分与のため、家の売却を考えるケースが多いと思います。
>>>離婚で家を売却する際の注意点 住宅ローン残債大丈夫ですか?
家の名義人が一人の場合は手続きはスムーズですが、共有名義の場合は、少し注意が必要です。
共有名義になっている家を売却する場合
共有名義の家を売る場合
かならず共有名義となっている全員の承認が必要です。
もし共有名義人の一人でも家の売却に反対している場合は
売却はできないということになります。
※法律的には自分の持ち分だけを売却することはできます。しかし、夫婦共有名義の家を持ち分だけ購入してくれる人はなかなかいないでしょう。
一般的な不動産市場で売ることは難しいといえます。
共有名義人の承認が取れない場合
共有名義人の承認が取れない場合は
残念ながら、その状態絵は家は売却できない、ということになります。
共有名義人全員の承認がとれた場合
共有名義の家を売却するときに必要なことは
- 共有者全員の実印と印鑑証明
- 共有者全員が直筆で契約書にサインをする
- 売買契約時には共有者全員の立会いが必要
- 決済時は共有者全員の立会いが必要 ※決済の場に名義人全員が来れない場合、事前に、司法書士が共有名義人全員とあって意思確認してからでないと、委任状での取引もできないほど、厳しいものです。
※共有名義の場合、売買契約に同席できない共有者からは契約に臨む共有者の一人に対する委任状をもらう
このような条件があるため、夫婦の共名義の家を売却する場合は、できるだけ離婚成立前に売却する方がよいでしょう。
離婚が成立してから共有名義の家を売却する場合、どちらかが連絡がとれない場合があるからです。
共有名義の相手の方と連絡が取れなくて家を売却できない、という事態は避けたいところです。
家を高く売るコツ、家の売却の流れ7STEPほか、こちらを参考にして下さい。
家を売る手順 7STEP
- STEP1 不動産一括査定で家の適正相場を知ろう
- STEP3 媒介契約 専任媒介か一般媒介、どちらを選ぶ?
- STEP4 家を売り出す 家の売却チャンスはどのタイミング?家の売値の決め方は? 内見内覧を居住中に行う際の注意点!
- STEP5 売買契約 不動産売買契約の流れ
- STEP6 家の引き渡し前後 危険負担と瑕疵担保責任について